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ホームシックとの戦い 続き

昨年7月末、ブラジルへ出発する少し前、中学生の時の部活仲間の一人を
ガンで亡くしました。彼がガンだと聞いたときは、全く信じられませんでした。


中学の時の仲間とは、こんなアラフォーの年になっても、年に何度か会う
つきあいが続いてました。普段、みんな個々に会ったりしないけど、
時々そうやって集まって、お互い元気な顔を合わせて、近況報告をしたり。。。
でも、大体いつも昔のバカ話になり、笑いジワがくっきり残るほど、
毎回よく笑いました。

私はみんなに会うといつも思ってました。
「みんな口には出さなくても、大なり小なり悩みがあるかもしれないけど、
今はそれぞれ守るべき大切な人がいて、みんな元気に頑張ってる。良かった。」って。



彼に最後に会ったのは昨年1月。

いつも人任せの彼が、
 「こいつがさー、ブラジル行っちゃうって言ってるし、俺達の年齢の区切りも
  あるしさ、家族もみーんな一緒に集まって、ちゃんとしたスタジオで写真撮ろうぜ。」
と言いだしました。
 「よく言うよー。いつも飲み会のセッティングは宍戸任せのクセにー!」
女の子がつっつきました。
 「じゃあ、アンタがセッティングするんだよ!本当にちゃんとするのかなー。」
<宍戸>「そうだよ、オメーは自分の結婚式の2次会の司会も直前に俺に
    振ってきたやつだからな。」
 「わかった、わかったよー。俺絶対やるから!」
飲み会でそんな話をしました。


その後、私の壮行会の飲み会をやってくれるとのことで、日程調整のメールの
やりとりの中で、彼がガンになってしまったことを知ったのです。
彼になんて声をかけたらいいいのか戸惑いながら、みんなで励ましのメールを
送る毎日。結局、何も力になれないまま、最後会うことも叶わず、お別れと
なってしまいました。






彼の告別式。
彼からのメッセージで「象の背中」が映像とともに流れました。

 ある日神様が現れて、自分の命が終わる日を告げられるんです。
 そのときに人生を振り返り、家族への気持ちを歌ってる歌です。

それが、ブラジル来てからもずっとずっと頭から離れなくて。


ペドロは、私と一緒にいて幸せかな。日本で幸せだったかな。
ブラジルに住みたいに決まってるのに、もし、私がどうしてもブラジルが
ダメと言うなら、日本でまた暮らしてもいいよって言ってくれてる。
でも、ペドロの言葉に甘えたら、私は人生が終わるとき、ペドロのことを
想ったら絶対に後悔する。。。




彼は毎日病院の天井を見つめて何を思ってたんだろう。。。




ホームシックで日本に帰りたい気持ちと「象の背中」に挟まれて、
心が押しつぶされそうでした。




そんな日々が半年近く続き。。。
ペドロの元同僚のコーチ仲間が新婚旅行で我が家に遊びに来てくれました。
久しぶりの日本人感覚。
旦那さんは、Jリーグ関連のお仕事をされていて、ブラジル人のことも
よく理解されています。奥さんもとっても楽しく魅力的な方で、お二人に
たくさんたくさん話を聞いてもらいました。新婚旅行なのにすみません。

心が少しずつ溶きほぐれてきたのは、そのときからだと思います。


そして、実家の母が、日本語の活字に飢えてると言った私に、たまたま
荷物に入れてくれた1冊の本。「あなたは絶対!運がいい」浅見帆帆子さん著。
そこからも元気をもらいました。

「物事を何でもポジティブに受け止め、プラスパワーを増やす。
自分のやりたいことがわからないときは日常の小さなことでも、とりあえず、
目の前のことを一生懸命やってみる。そうすることでも、プラスパワーが増え、
不思議と自分の思い描く通りに事が進んでいく。」というような内容です。


私ってほんと単純なんだけど、それから、「ホームシックを楽しもう!」と
思うようになりました。こんなに両親、妹を想って、友達を想うことって
そうないし、自分が幸せだったという証拠だから。あの忙しい日本の生活
から一気に時間のある生活になって、不安になったけど、自分を見つめ直し、
家族を想う時間にしようと。

そう思ってたらね、この田舎にいて、小さい頃思い出すようになったんです。
野良犬がたくさんいるとか、空き地があるとか、土の道とか。。。近所の人
とのつきあいとか。
そう思ったら、不便なことも。
私、千葉の団地育ちなんですけど、幼少のとき、お風呂にまだシャワー
なんてなくて、お風呂沸かすとき、ハンドルを「カン!カン!」って
回して火をつけるやつだったんですね。なぜか、そんなこと思い出しちゃって。
あー、なんて不便だったんだろう。。。って。

お父さんとお母さん、そんな環境で私と妹を育ててくれたんだなーって。



そんなこと思い始めたら、ここもそんなに悪くないかも。。。なんてね。
今も完全に治ったわけじゃなくて、ふっと寂しくなることもあるけれど、
でも、自分らしさはすっかり戻ってます。
こういうことは、ブラジルっぽく、こうでなきゃいけないって考えを捨てて、
のんびり構えていこうと思います。




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感じたこと | コメント:(7) | トラックバック:(0)2011/06/23(木)11:59

コメント:

僕は最近記憶力が落ちて、興味の無い事は覚えていません。

でも、幼少期だった頃のどうでも良い事が鮮明に思い出されたり
する事があります。天井の木の年輪の模様だったり、柱時計の時を
刻む音だったり、縁側だったり...


何年かに一度実家に戻った時、自分のイメージのホームを探して
みるのですが、余りありません。あったとしてもイメージとは違う
のです。大きかった両親は小さくなってしまっていて、でも彼ら
家族にだけは強い絆を感じます。

ホームって、僕らの心の中にあるのかもしれませんね。

2011/06/23(木)18:25| URL | bino #- [ 編集]

私も今思えばホームシックだったのかもしれないと感じました。
日本にいたころはなんでも積極的に行い行動的だったんですが なぜかブラジルに来てから 外に出ることも自分一人では出かけられず それに一番の寂しさは孤独でした。
愛する旦那と共に来たブラジル でも周りの家族が優しくしてくれても孤独という感情は消えないものでした。
今もその気持ちは正直消えません。
いろいろと日本人からしたら非常識だ!と感じる部分が多いですよね。すっごくわかります!!!!
少しでもこれは違うんじゃないか!などと口にしただけで ”文句”ととらえられ つい先日も家族みんなで私の言葉をきっかけで大ゲンカになってしまったことがあります。


今はLAVA CARを始めたことで少しずつブラジルという環境に慣れた気がします。それでも一人ぽつっとなっている時も多いです。
結局 自分自身の悩みというのは誰にも分かってもらえず本当に辛いです。 そんな私の唯一の救いは 犬です♪

仲良く幸せそうでいても 皆それぞれ違うかもしれないですが 私の場合も孤独を感じて生活しています!

あと少しで引っ越し。そうしたら明るく自分らしくもっとブラジル生活満喫して送っていけるのかな~なんて期待しています!!!

Pattinhaサン!!!!
私も夢を持ってブラジルにやって来た者。がんばって生活していきましょうね♪

2011/06/24(金)04:40| URL | #- [ 編集]



名前を入れ忘れてしまいました!
TEEです。

2011/06/24(金)04:42| URL | TEE #- [ 編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2011/06/24(金)12:30| | # [ 編集]

binoさん、本当にそうですね。

binoさん、ほんとにそうですね。
私も覚えていてもしょーもないことを鮮明に断片的に
覚えてたりします。でも、そんな記憶も今回、ホームシックに
なった私の気持ちを軽くしてくれました。

両親のことは日本でしょっちゅう会っていたときも
想っていたけれど、昔のことを思い出して、育ててもらったことを
これほどまで感謝の気持ちでいっぱいになることはありませんでした。
こうやって、ちょっと立ち止まって考えてみる時間を
与えてもらったことに神様に感謝ですe-257

家族の絆は距離的に遠くても、心はいつもいちばん近く、強いもの
ですねe-68やっぱり、ホームは心にあるからですよねe-112e-266

Pattinhav-521

2011/06/27(月)07:43| URL | Pattinha #- [ 編集]

Teeさん、ありがとうございます。

Teeさんも、そんな風に感じることがあるんですねーe-441
ホームシックの感情って、なんなんでしょうね。。。
みんなと一緒にいるのに、孤独を感じてさみしーくなっちゃってね。
みんなが心配してくれてるのも、優しいのもわかってるんですけどね。。。
どうにもならないんですよねー。
こういうときって、本当にどうしたってダメで、私の場合、クリスマスが暑いことでも、
あーぁ。。。なんて溜息ついてましたよ。今考えれば、ほんと、おばかさんですe-251あはは
でも、Teeさんはそれでもお仕事頑張ってるから偉いです!

Teeさんのところのワンちゃん達、かわいいですね~。おちゃめe-446
私も犬大好きですe-415
みんなに囲まれてる今もいいかもしれないけど、やっぱり、気を遣ってしまう部分が
大きいと思うので、引っ越しをして自分らしく生活できる日が楽しみですね。

結婚したときから、こういう可能性だって、わかっていたんだし、
自分できめた人生だから、がんばらないといけないですね。
あ、頑張りすぎない程度に適度に。。。ね。
お互い頑張りましょ~e-271e-271

Pattinhav-521

2011/06/27(月)10:11| URL | Pattinha #- [ 編集]

コメントありがとうございます!

コメント、ありがとうございます。

おっしゃる通り、ペドロは私とグロリーニャと一緒にみんなHappyに暮らすことを望んでいます。そうなんですよーe-454
だから、無理なお願いでなければ、くだらないことでもなんとか応えてくれるようにしてくれます。一生懸命私達を守ってくれてます。

私は日本で実家もちょっと電車乗れば行けるような近さで、好きなように結婚生活を送ってきてしまったので、ここらで少し頑張んないとなっと思います。あ、でも、ほんと、適当にねe-348私はブラジルでもHappy lifeが送れると信じて、自分らしさを失わず、適当にやってみますe-271まずは、私も見習って、一日一回誰かを笑わせる!ってやってみようかなe-420
これ、いいですねe-287

Pattinhav-521

2011/06/27(月)10:52| URL | Pattinha #- [ 編集]

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プロフィール

Pattinha

Author:Pattinha
2010年8月、ブラジルへやってきました。カリオカの夫と5歳の娘とリオデジャネイロ州マリカ市に滞在中。
子供のころのあだながアヒルだから、Pattinha♡
口がアヒルみたいって。。。
ふん、ほっとけ

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